2011年3月11日 東北を襲った地震で福島原発に事故が起こり、放射性物質によって国土が広く汚染されてしまいました。子供たちをその汚染から守るための情報を集めてみました。
放射能汚染だけでなく、不安を煽るようなデマ情報からも子供をまもりたいというスタンスです。
北海道放射線モニタリング総合サイト内で、
平成24年7月に採取されたマダラの放射性物質の値が発表されました。
関東地方の淡水魚(ワカサギ・イワナ・ヤマメ・フナなど)は食べてはいけません。
なぜなら、淡水魚が生息する池や川は、
山林に降り積もったセシウムなどの放射性物質が流れ込んで
濃縮するされる可能性が大きいからです。
農林水産省が発表している、
24年4月度の水産物の放射性物質汚染の調査データから
セシウム汚染された淡水魚の上位30を抜き出して並べてみました。
ブリは、スズキ目アジ科に分類され、北西太平洋に生息して回遊性する大型肉食魚です。
春から夏には日本沿岸域に寄って北上し、初冬から春にかけて沖合いを南下します。
温かい南方の海では、「瀬付き」といって回遊しないものもいます。
旬は冬で、太平洋が側より日本海側を回遊するものが、市場に出回ることが多いです。
水産庁のHPに、東北から関東にかけての水産物の放射能汚染データが載っているページがありましたので、下に転載しておきます。
ホーム > 分野別情報 > 魚介類についてのご質問と回答
とたどればPDFファイルで提供されていますので、水産物をごご購入する際の資料としてください。
直リンク 魚介類についてのご質問と回答
北海道の部水産林務部水産経営課が、北海道で獲れた水産物の放射線モニタリングを発表しているので、以下にデータを転載しておきます。
どれも国の暫定規制値を大きく下回っていますが、大型の回遊魚にセシウムが比較的多いので、回遊による汚染か、食物連鎖による濃縮が始まっているのでしょう。
ただこの値を信じるとして、この程度なら、食べる部分と調理の仕方を気をつけると、ほとんど問題のないレベルまで下がりそうです(現時点では)。
放射能汚染されていない魚の買い方について考えてみたいと思います。
考えるポイントは魚種と産地です。
ここでは魚種を、回遊魚・内湾魚・養殖魚に分けて考えてみます。
後述するように、汚染地域近辺で水揚げされたものでなければ大丈夫です。問題は回遊魚です。
広い海を泳ぎ回っている魚のことです。群れを作って季節ごとに回遊します。
魚の種類ごとに回遊パターンに一定の法則があります。
カツオ・サバ・イワシ・スケソウダラ・サケ・マス・アジ・サンマなどがあります。