2011年3月11日 東北を襲った地震で福島原発に事故が起こり、放射性物質によって国土が広く汚染されてしまいました。子供たちをその汚染から守るための情報を集めてみました。
放射能汚染だけでなく、不安を煽るようなデマ情報からも子供をまもりたいというスタンスです。
食品照射とは、食物にγ線、X線、電子線などの放射線を当てることによって発芽防止、害虫やカビ・腐敗菌などの繁殖を防ぐ目的で行われます。乾燥・加熱・冷凍などと同様の物理的な食品処理技術の一種です。
8月12日付けの朝日新聞(ネット版)につぎのような記事を見かけました。
体内に取り込まれた放射性物質は生物学的半減期で半分になるんですか?
一時的に内部被曝し、その後は安全な地域で暮らしている方は、体内の放射性物質がどんどん減っていきます。
それに対して、汚染地域に住み続けている方は、以前に取り込んだ放射性物質は減っても、毎日放射性物質を摂取し続けることになりますので、体内の被曝量は足し算で増えることになります。減る量より取り込む量の方が多いのなら、体内の総量は増えることになります。
マクロビオティックをはじめとする自然食愛好家の一部は、身体に取り込んだ放射性物質を排泄するのに玄米が有効だと宣伝しています。
しかしこれはかなりアヤシイ論です。というのは、玄米が放射性物質の排泄を促進するのを証明した信頼性の高い学術論文がなさそうですから。