子供を放射能汚染食品から守る

臓器別の物理的半減期・生物学的半減期・有効半減期

原発事故で注意すべき放射性核種の物理学的半減期と生物学的半減期の
一覧を表にしておきます。

物理学的半減期は、物質としての半減期のことです。

生物学的半減期は、体内に入った放射性物質が、
人間が生理的に排出する作用も考えた半減期のことです。

実効半減期は. 核種の壊変・物質の代謝・排泄によって放射性物質が半分になるまでの時間のことです。有効半減期ともいいます。

なお、小数点以下は省いています。

物理的半減期・生物学的半減期・有効半減期
放射性核種 身体の器官 物理的半減期 生物学的半減期 有効半減期
イットリウム90 全身 64時間 38年 64時間
64時間 49年 64時間
ヨウ素131 甲状腺 8日 138日 8日
コバルト60 全身 5年 10日 9.5日
セシウム137 全身 30年 70日 70日
ストロンチウム90 28年 50年 18年
全身 28年 49年 18年
プルトニウム239 24,400年 200年 198年
24,400年 500日 500日
*有効半減期の計算式は次のようになっています。
 1/T(有効半減期)=1/T(物理的半減期)+1/T(生物学的半減期)