子どもを放射能汚染食品から守る

武田邦彦教授の年間被曝量計算値例

中部大学の武田邦彦教授が、平成23年7月17日の日記にて、
食品経由の内部被曝推定量を計算しておられるので参考に
あげておきたいともいます。

対象は、おそらく、福島原発事故であきらかに放射線量が上がった地域に住む方々だと思います

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表の前提を、整理すると次のようになるようです。

1)金銭的にさほど余裕がないご家庭の、お母さんができる範囲。
2)政府や農業団体・流通は産地偽装や汚染度をごまかすことが前提(危険なものであることを前提に計算する)。
3) 買い物に行っても野菜は地元のものしかないので、しかたなく汚染されているのを買う。
4) 魚は、日本海・北海道・九州などのものを注意して選ぶ。しかし間違って汚染された魚を買ってしまうこともある。
5) 牛肉はオーストラリア、豚肉はアメリカなどに限る。鶏肉はできるだけ買わない(肉だけは気をつける)。
6) 牛乳はも注意して買うが、間違って汚染されたものを買ってしまうこともあり。
7) 卵は選ばずに、売っているものを買う、
8) 米は去年のものなら福島産も可。今年のものなら、北海道、青森、秋田、新潟、西日本、外国のものしか買わない(産地を選んで買う)。、
9) お茶は汚染されている可能性の高い静岡茶を飲む、
10) 水は水道水を飲み、気にしない。
 

こうやって計算した、食品由来の年間総被曝量が0.379mSVでこれに
外部被曝の1.0512mSV、呼吸由来の内部被曝が0.5256mSV、
総計1.9558mSV。年間約2mSVということです。
法定値の1mSVの倍ですが、これくらいなら、
なんとか大丈夫ではないかということのようです。
 
食品を買うとき以外に次のようなことに注意する必要があると指摘されておられます。

そのために、買うとき以外に必要なことが少しあります。
 

1) 野菜は地元産のものを買うけれど、よく洗い、5分の4は生で食べないで、ゆでたりして加工する。お湯は必ず捨てる。生で食べるときにはよく洗う。今年は生野菜は減らしてください。
2) 魚は煮魚を主とする。煮汁はすてる。計算では半分を煮魚としました。
3) 外部放射線は1時間に0.15マイクロのところに住み、家の中を除染する。ホットスポットにむやみに近寄らない。
4) 風の強い日はマスクをし、雨が降った日には家に帰ったら玄関先で靴と靴下を脱ぎ、ぬれティッシュで拭き取る。
5) (残念ですが)子供の運動を制限する。
(平成23年7月17日の日記 「どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに」より引用)

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